明日、何かが起きる

今週末に、26日から三中全会の開催が発表されました。
http://politics.people.com.cn/n1/2018/0225/c1024-29833075.html

従来なら今年9月から12月の間に開催されるはずの三中全会が、二中全会からわずか1ヶ月後、しかも両会直前に開かれるという極めて異例のタイミングでの開催となります。

そしたら本日、改憲案として「国家主席と副主席の任期撤廃案」が提出されることが明らかになりました。この改憲案が通ると、つまり習近平は党、軍、国家のトップを終身で勤め続けることがルール上可能になります。

26日からの三中全会でこの改憲案が話し合われるものと思われますが、もしこれが二中全会で話し合われたものではなければ、これはもう習近平による合法的クーデターともいえるものです。

それと、三中全会は果たしてこの改憲案を話し合うためだけのものなのでしょうか?両会で決められるのは法律だけでなく全人代、政協、そして国務院人事も決められます。
そういうことで、直前に腹心の部下であった楊晶がやられた李克強さん、そして国務院副総理になるはずだった無任所中央委員の胡春華さんに要注目です。