【私的見解です】

瀋陽総領事館事件に関する個人的見解。
○亡命希望者は中国語を話せないから、身元は確認できなかったはず。そのため、北朝鮮からの避難民ではなく、単なる不審者として最初は扱った可能性が高い。
○武警も「不審者が中に侵入したため、連れ出したい」というような旨を告げ、それに関しては許可を得ている模様。あくまでも「北朝鮮からの避難民」を連れ出す、という許可ではない。そこらへんは、日本側の「対応や連絡の不備」であろうと思われる。
○後から(騒ぎの途中で)北朝鮮からの亡命希望者であることに気づき、それなら保護する必要があるといって引渡しを求めたが後の祭り。
○「だったらウィーン条約違反じゃん!」→今に至る
さしずめこんなところか。

今後の展開としては、
○「対応に問題があった」管理責任として、岡崎総領事及び副領事が免職
○日本側はただ「人道上の措置を求める」だけで
○5人は第三国へ出国(これだけ騒ぎが大きくなったため、不法入国なので本国へ強制送還という措置はとらないはず。特例としての第三国追放が妥当か)
あー、おもろない結果。


【情けない】

瀋陽領事館の事件調査で、日本側が同意を与えた事実はないが、対応や連絡に不備があったということを認める模様。
なるほど、「同意はしてないけれど、そのように解釈できる対応はしたかもしれない。」ということですか。いつもと同じですね。


【いつの時代やねん】

警備が厳しくなっている北京の大使館街周辺では、武装警察から「ニーハオ、同志。」と声を掛けられているらしい(爆笑)。



【ぜいたく抜かすな】

北朝鮮亡命5名、アメリカ行きを希望していたらしい。理由は「韓国にすでに工作員が派遣されたと聞いたから。」亡命騒ぎの前からいるっつーの。


【これで9件50人目】

怪しいNGO団体の援助を受けていることも判明し、実は国際的犯罪組織とも見られうる北朝鮮亡命希望者が、今度はカナダ大使館へ亡命成功。
北朝鮮の窮状を宣伝するためと言うが、武警の無能を世に知らしめてるだけのような気がする(笑)