【血も涙も商売道具ですから】
湖南省で、孤児院などの社会福祉施設が多くの赤ちゃんを買い取り、別の孤児院や子どものいない夫婦に売っていたとして公安に摘発された模様。
赤ちゃんを買い取った値段は1人800〜1200元(約1万2000〜約1万8000円)で、同省内や沿海部の広東省の孤児院などへ8000〜3万元(約12万〜約45万円)で転売されていたらしい。さらに買った孤児院は、さらにまた子どものいない親らに転売していた模様。
今回の摘発で明らかになった数は、少なくとも100人。


【内輪でまわしているだけやん】
セブン-イレブンジャパンが65%出資して北京でセブン−イレブン27店舗を展開するシツ−拾壱有限公司の株式25%を、イトーヨーカ堂北京の中方出資会社である王府井百貨集団が買い取る模様。買取価格は約7500万元(11億2500万円)。


【現代版『絶妙』】
少林寺塔林院内で新たに建てられた仏塔周囲の壁に、飛行機や列車、さらにはノートパソコンなどの絵柄が彫られて論議を呼んでいるらしい。
少林寺の観光ガイドさん:
少林寺の仏塔は数百年、数千年も残る歴史的な建造物です。そこにこういう物を彫っておけば、仏塔もより現代的な感じがしますし、さらに後世に現在の生活を伝えることができますよ」
一般観光客:
少林寺塔林1100年の歴史が醸し出す、仏教の聖地の厳かな雰囲気とはぜんぜん合わないよ」


【やれ、やっちまえ】
アメリカ政府のコンピューターシステムに侵入して機密情報を収集している疑いのある中国のハッカー集団「Titan Rain」について、セキュリティ専門家が「背後に中国政府の影がみえる」とコメント。

アラン=パーラー・「サンズインスティテュート」ディレクター: 
「このハッカー集団は、陸軍の航空機ミサイルコマンドの基地があるレッドストーン兵器庫から、軍事用ヘリコプター用の飛行ミッション計画ソフトウェアや、陸空軍が使用するフライト計画ソフトウェアの仕様書を盗み出しています。
盗み出された情報の受け取り手?当然、最も疑わしいのは中国政府です。政府なんてものは、他国のシステムをコントロールするためなら、お金を惜しみません。通話内容を盗聴するより、ハッキングしてシステムをコントロールする方がよりメリットが大きいですから」


【自慢にならんが凄いなあ】
中国で昨年1年間に起きた、身代金目的などの誘拐事件の発生件数は3863件で、コロンビアが2001年に樹立した年間最高記録約3000件軽々と突破した模様。
ちなみに身代金の最高額は1000万元(約1億3600万円)。誘拐事件の多くは、「蛇頭」が出国手数料を支払えない密航予定者を人質に取り、家族に金銭を要求するケースらしい。