【雷峰に学べ】
今年は雷峰が死去して50年ということで、重慶の薄煕来さんは雷峰と同じ隊に所属していた人を呼んで座談会を開催。薄煕来が「雷峰精神は重慶でも大きな光を放ってます!」とご機嫌にのたまったり、参加者の爺さんが「雷峰同志は背が低くて人形みたいな顔で、いつも笑顔でした」と思い出を語ったりしていた模様。この人がやったら、これはこれであざとく感じるのは気のせいでしょうか?
(重慶日報)


【雷峰を学べ】
外国人にしてみたら、誰彼かまわず親切だったことくらいしか知らない雷峰さんですが、詳しい記事が出ていたのでご紹介。実際に生まれた年は1940年、ジョン・レノンブルース・リーと同い年だそうで、記者に言わせると「"三人"とも民衆のアイドルとなった」ということだそうですがああそうですかそうですか。ちなみに1940年生まれだと、他にペレとか王貞治とか麻生太郎とかニヤゾフトルクメニスタン大統領)とかおりますな。
新華網(新京報からの転載)


【雷峰をもっと学べ】
雷峰は湖南省の貧しい農村から遼寧省の鉄鋼所で働き、その後軍隊に入隊。身長も低く疾患もあった雷峰は軍の応募条件を満たさなかったものの、面接の際に自身の辛い生い立ちから持ち得た理想や、軍隊で行いたいことを記した文章を見せ、また鉄鋼所で演説していた所を軍隊の上官に見られて好感を持たれていたこともあって、特例として入隊に成功。
 部隊では宣伝員として被災地の復興支援や人民公社の建設などに情熱的に働き、大いに活躍。数々の親切エピソードは、この軍隊時代に行ったものらしい。しかしある時、軍のトラックが輸送帰りに木の電柱に激突、その倒れてきた木に頭部があたって、そのまま死亡。享年22。
 雷峰は小学校しか出ていないものの、本を読むことが好きで、自分で文章や詩を書くことを好み、ラブレターなんかも残ってるらしい。また、軍の功労章を見せびらかしたり、毎晩門限が過ぎた後に宿舎に戻り、こっそりと食事をして炊事班に怒られたこともあるなど、若者らしい姿もたくさんあった模様。
人民網(新京報からの転載)


【雷峰を使え】
プロパガンダ的要素を除くと至って普通の好青年である雷峰さんを、中央宣伝部に解釈させるとこうなります。
洛樹剛・中央宣伝部副部長
「雷峰精神でまず学ばねばならないのは、党と国家、そして社会主義の崇高な理想と堅い信念を愛する精神だ。」
(南方都市報)


【関係者の人いたらすいません】
北京・上海・香港で日中友好40周年イベント「元気な日本(活力日本展)」という大型イベントが開催中。そのプログラムが正直意味不明で、メインステージでAKB48⇒マグロの解体ショー⇒ハローキティと写真撮影って、何のコンボやねん。
(公式サイト)


【ご参考までに】
ちなみに同時期にイギリスで開かれている大型イベント「HYPER JAPAN」と比べてみて頂けると、違いがお解り頂けるかと。

HYPER JAPAN




方や天下のAKB、方や世界の塚田真希ですが、どっちが日本に興味持てそう?って聞かれたら、アタシゃ遠目からAKBの誰かを見るよりも、塚田真希に大外刈りから横四方固め決められてみたいです(笑)。こんな魅力的なコンテンツ揃えたら、そらBBC中文網も伝えてくれますわな。
(BBC中文網)


【韓紅さん使ってやりなよ】
趙薇が初監督を務める「致我men終将失去的青春」の制作発表会見が北京で開かれ、3月に貴州・黄果樹でクランクインする模様。なお本人の主演はなしと明言、「新人にチャンスを与えたい」と仰っている模様。
(新京報)


【やっぱり一社提供はあかんよ】
ナイキが一括提供する今期の中国超級ユニフォームがお披露目。

パッと見「ん?草サッカー大会?」と思うような、個性の無い、どっかで見たことあるようなユニフォームが並んでいます。まあスポンサーロゴと番号が入れば随分と雰囲気変わるんでしょうが、その中でも確実にイケてないものを少しご紹介します。

長春亜泰

まんま五星紅旗のカラーリング。「卓球のユニです」「バレーのユニです」「中国選手団の練習着です」と中国人選手なら誰が着ても通用しそうな、ザ・「中国的平凡」。


北京国安

昔のメキシコ代表を彷彿とさせる、不気味なラインが入ってます。
昔のメキシコ代表ユニフォーム('94)

どうやらこれはチームロゴの「CITIC」(中信)みたいです。ださいロゴを無理に格好よく配置しようとすると余計にださくなる、よいお手本です。
ちなみにアウェーのユニフォームは、プレミアリーグアストンビラのアウェーそのまんま。まあこっちはこれでいい気もするんですけど。


河南建業

ポルトガル代表をパクろうとして恥じらいが出たのか、えらいださいスイカ色ができあがってしまいました。これからこのチームは「スイカ軍団」の異名を恣にすることでしょう。


貴州人和

なんじゃこの単色ウ○コ色は(驚愕)!?


遼寧宏運

ただの赤シャツ(爆笑)。素材に拘らなければ、実家のとなりにある「にしむら洋品店」でも手に入りそうな勢いです。チームワッペンさえあれば誰でも手軽にレプリカが作れる、貧乏サポーターたちへの配慮でしょうか。

(新浪網)


【残念なお知らせ】
華中師範大学の彭暁輝教授は微博で声明を出し、「紅音ほたるを招聘する件は、反響が余りにも大きく講義の安全性を保つことができないと判断し、見送ることになりました」と発表。紅音ほたるの微博でも「今回は学生さんたちに会えず、ごめんなさい。また次回お会いしましょう!!!」とコメント。
(武漢晩報)