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【電気グルーヴ】
「シャングリラ県」誕生
雲南省迪慶チベット族自治州中甸県が、県名を「香格里拉(シャングリラ)」県に変更したということ。
シャングリランの語源は、英国の作家ジェームズ・ヒルトンの小説「失われた地平線」で描かれた理想郷の名前から。雲南省政府が1997年、シャングリラは迪慶州であると宣言(ちょっと強引)。昨年12月に中国政府が中甸県を香格里拉県に改めることを認めたそうです。
パキスタンのフンザも、いつか「風の谷」と名称を変更するのでしょうか。
【この借りは、高くつく?】
台湾、中国から水支援受ける
福建省から対岸に位置する台湾の馬祖島に対して、緊急無償支援として飲料水2300トンが送られたそうです。
中国側は1990年代初めから台湾側への給水準備を進めており、台湾側はこれを拒んできたけれど、「50年来、まれに見る干害」のため、「試験的措置」として認めたそうです。対する中国は大張り切りで、メディアも連日「同胞」のためにメーデー連休(1―7日)をつぶして給水準備を行った中国側の献身ぶりを紹介しているとのこと。
アメリカから最恵国待遇を取りつづけたり、日本から円借款を受けつづけたりしている一方で、第三世界各国に援助しつづけているのも「中華」たる中国の特徴。政治的思惑もありますが、面子としても妥当な申し出でしょう。
【62倍増】
北京市で1996年から実施していた低所得者保障政策に関して、対象者を8千人から8万人に拡大し、保障金は年間642万元から4億元に増加したということ。
「共産主義国に乞食はいない」というのは一昔前によく言われた話ですが、やせ我慢はよくないと思います。
【パフォーマンス】
民主党は自民党以上に大嫌いでして、同党の苗字に「ハト」と付いてるのにハト派でもない某党首は、北京での講演で「私が首相になった暁には、まず初めに、戦争責任についてあなたたちに謝罪する!」と言って、場内の万雷の拍手を受けたそうです。気持ちいいいよね、アジテートって。
【ビールをまわせ、底まで飲もう】
ビール各社、夏の中国戦略
サントリーが6年ぶりに新製品「特爽」の出荷を本格的に開始。
また、アサヒビールは低価格タイプを拡販予定。
工場の生産能力向上よりも、都市内の流通ルート確保に全力をそそぐべきでしょう。
【お手ごろ価格】
初の中国人ツアー客がエジプトに到着
私費で観光旅行をする中国人ツアー客としては初めてのエジプトツアー。
8日間のエジプト観光にかかる費用はおよそ1万5千元(約22万5千円)。
【行きたくない】
3日には4万3千人となり、見学者数は平日のおよそ4倍になっている。
【そして逢いたくて】
香港の蝋人形館にテレサ・テン登場
きっかけは、ファンの手による一枚の投書からだそうです。