【もうそんな季節】
毎年恒例・広州性文化節が今年も開催。

今年は「2011・セックス系事件アワード」が開催され、国内外から20個の話題が選出。

[中国の部]
○郭美美パパ自慢:20歳のセレブ美女・郭美美ちゃんが、赤十字のカネで豪勢な車を乗り回していることについて、(交際を噂されている王軍氏を指して)「パパからもらったんだもん。」と言って総ツッコミを受けた事件。案の定その後「いわゆるあっちの"パパ"でした」と援助交際のような交際を宣言。

○江蘇局長微博事件:江蘇省の溧陽市衛生局長の謝志強が、微博上で不倫相手とのやりとりをして公開(もちろん当人は知らず)していたことで話題になり、免職されちゃった事件。彼が不倫相手に向けてつぶやいた「ねえ、この字見れてる?」はネットの流行語に。

○貴州市女教師強姦事件:貴州省華節阿市の26歳の女性教師が校長の命令で宴会に出席させられ、酔わされた挙げ句に王忠貴・市資源管理所長に襲われたという事件。人民がびっくりしたのは、その後女性教師が現地警察に訴えたところ警察が言い放った、「ゴム付けてたら強姦じゃねえな」という一言。

○「婚姻法」司法初めての解釈:今年8月に司法よりお達しのあった「婚姻法司法解釈(その3)」にて、「婚姻後、どちらかの父母が子供のために不動産を購入し、その権利を自分の子供にした場合、これはその当事者一方の財産とみなされる」と明確に規定。つまり親にもらった不動産は、夫婦共同の財産ではなくどちらか一方の個人資産になるってこと。頻発している中国式離婚と離婚訴訟がさらに面白く、もとい、ややこしくなると思われる。

○中国都市独身心理調査:30歳以上の未婚男性および27歳以上の未婚女性に対して行われた調査で、うち75%が「さみしい」「焦っている」「疲れた」などの心理的問題を抱えていることが判明。「独身は健康に宜しくない」と言いたいようですが、結婚したらしたで「面倒くさい」「ゆっくりしたい」「隣のイビキがうるさい」とか別のストレスを溜める結果になると思うのですが、どうでしょう?

○香港で3D肉蒲団が人気:香港で封切られた3Dのポルノ映画「肉蒲団」が人気に。男同士で見に来たり、70歳の老夫婦が揃って劇場に足を運ぶなどの盛況ぶり。

○中国で「売春婦」の表現がなくなる:2010年12月、公安部治安管理局局長が会議の席で、「今まで「売春婦」と呼んでいたが、これからは「失足婦女」(「過ちを犯した女性」)と呼ぶように。特殊な仕事をしている人々は尊重せねばならない」とトンデモ発言

○洛陽性奴隷事件:洛陽市に住む男性が自宅に地下室を作り、6名の女性を監禁して暴行、うち2名を死なせた疑いで逮捕。

○北京小学校向け性教材が話題に:北京市の小学校で行われる保健授業の教材で、「私はどこから来たの?」という項目の内容が図解入りで赤裸々すぎる、ということで新聞に取り上げられる騒動に。

○第3回中国人のセックスライフ調査:2010年に完成した調査で、4年前と比べて夫婦間の夜の営みの回数が増えている、という結果に。

[海外の部]
IMF総裁レイプ疑惑
同性婚がニューヨークで合法化
○韓国で「化学的去勢」が行われる
○日本で大地震以降の離婚が増加:3.11大震災以降、日本の離婚数が増加したらしい。理由は「震災で命の意味を問うた結果、『何が一番大切か?』とみんなが考え直した結果」ということらしいのですが、オイラそんなこと全然知らなかったよ(笑)。
○インドで新型避妊法発見
○オーストラリアで集団割礼
○世界的に「ノーパンツデー」イベント流行:毎年1月11日はノーパンツデーとされており、ニューヨークの地下鉄では集団で下着一丁で乗り込む団体が登場。
○スラットウォーク運動広がる:カナダの警察が言った一言「娼婦に思われたくなければ、挑発的な=slut(スラット)な格好をするな」から始まった運動。
アメリカで「セックス教」教祖が無期懲役
アメリカ・ノースウエスト大学の授業で、セックスの実演

黄効徳・審査委員:
「郭美美事件」については、一般投票により選出されました。確かにこれは「セックス」の要素が薄い事件なのですが、彼女が発言した『パパ』という言葉には、"セックスー権力ーカネ"という関係が連想され、セックススキャンダルとしても票を集めたのでしょう。

ちなみに、調子に乗った新聞記者が郭美美の連絡先に突撃したものの、何ら返答は得られていないらしい。
(羊城晩報)


【もっかい付き合いませんか byハチミツ二郎
誕生日が光棍節と、生まれまでも中国人民を驚喜させている蒼井そら老師ですが、中国の某ネットゲームの会社と900万元(約1億円)のコマーシャル契約が持ち上がっている模様。

(鳳凰網)


宇宙兄弟未遂】
広州大学の学生4名が自作のロケットを発射しようとしたものの、発射予定地が人口密集地で飛行機の航路上にもあたることから、お上からストップがかかった模様。
(羊城晩報)