【結論としては、”釜の蓋開くまでわからんちん”】

ドイツの国際放送局「ドイチェ・ヴェレ」中文版が、専門家に十九大のポイントを訊く特集を開始。
1回目は歴史学者の章立凡。
《ポイント》
・常務委員の予測としては、習近平李克強は留任、栗戦書は有力、韓正もまあ派閥横断的だからいけるだろう。心配なのは汪洋と胡春華

・常務委員の定員を減らす可能性もある。7人のままならバランス人事になるだろうし、5人なら習近平は好ましからざる人物を排除できる。

・今までは総書記と総理の関係は比較的並列だった、総書記=政治、総理=経済と。江沢民と朱鎔基、胡錦濤温家宝のように。しかし習近平李克強は並列ではなく、上下関係のようになっている。

・そう考えると李克強の代わりに王岐山を入れる説、韓正説、汪洋の説、どれもあるけど確たる根拠はない。もちろん李克強の留任もあり得る。一つだけ言えることは、王岐山の最近の頻繁な活動は、引退間際に人のようには見えないということだけだ。

共産党のこういったことは最後の一分でやっと決まる、という類のもの。党内部も会議で予測不可能なことが起きることを危惧してるんだよ。

(徳国之声「专访:王岐山政治权力还将延续——解码十九大(一)」)