【死亡宣告】
光明日報と南方日報による合弁だった新京報が、3日から北京市共産党宣伝部の直轄と相成った模様。


【言い訳なのね〜】
先日の更新で伝えた、チベットのトップから河北省トップに横滑りしたのは張慶黎(60)。張慶偉(50)は中国商用飛機有限会社・董事長から河北省省長。つまり河北省のトップが黎さんでナンバーツーが偉さん。ややこしいことですなあ。


【人事情報補足】
省長が党委書記に昇格人事となった雲南省海南省はそれぞれ李紀恒(54)、蒋定之(57)党委副書記が昇格。同じく定年の浙江省省長・呂祖善の後任も夏宝龍・浙江省党委副書記(59)が昇格。


【そうはイカのなんとやら】
10月には定年となる広東省の黄華華省長の後任も注目されますが、汪洋が押しているという重慶以来の子飼いの部下である朱明国・党委副書記は広東ルール(トップの党委書記とナンバーツーの省長のうちどちらか一人が広東人)に反するので反対が多い模様。広東人が推しているのは朱小丹・副省長。


【政治ウォッチ的にたまらんネタ】
汪洋のお膝元・広州市の万慶良市長が、なんと重慶の薄煕来と会談。面白いことに重慶日報では「市長は重慶モデルの『打黒』『唱読講伝』(唱紅)をしっかりと学びたいと発言した」などと報道しているのに対し、広州日報では「ビジネス視察」として会見すら言及せず。

ちなみに万慶良市長は広東出身の47歳。経歴もずっと広東一筋で共青団幹部の経験もある人物。このままいったら次の次の広東省長はほぼ間違いなし、という注目人物です。さらなる出世を見込んで薄煕来に転向したのか、実は汪洋の密使なのか、そこらへんはまだ不明。


【ああやっぱりねぇ〜って、おい】
先日から北京などの空港が厳戒態勢をとっていたのは、どうやら8月にウイグルで飛行機テロ未遂が2件ほど起きていたためらしい。


【もう表に出てくることもない】
台湾の中国時報によると江沢民・前国家主席は容態が安定して北京郊外・玉泉山の別荘に移った模様。


【あれれれ?】
フォーチュン誌によると、中国で「最も幸福度が高い都市」は成都杭州・青島・大連・蘇州とのこと。「もっとも治安がよい街」重慶や「幸福広東」は選外だった模様(笑)